Dr. ピアニスト大野真理子の公式ブログ

アイアランド ヴァイオリンソナタ 第2番 ヴィオラ版

少々前の事になりますが,

世界的名ヴィオリスト ライオネル ターティス(Lionel Tertis)により

ヴィオラ用に編曲されたアイアランドのヴァイオリンソナタ第2番が

ジョン ホワイトの校訂でBoosey & Hawkesから出版されました。


John Ireland Sonata in a minor for piano & violin (1915-1917),
L. Tertis (arr.), 1918/ J. White(ed.),Boosey & Hawkes, 2012





アルバート サモンズによって初演され、

フランク ブリッジに絶賛されたアイアランドの名曲です。

皆様も是非一度お聴きくださいませ。





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Alan Rowlands

先日、英国の友達から連絡があり、John Irelandと深く親交のあったAlan Rowlands先生がお亡くなりになられた事を知りました。

アラン先生にはアイアランドの論文を書いている際、大変お世話になりました。

アイアランドの曲の解釈について色々と教えて下さり、とても親切な方で、素敵なピアニストでした。

アラン先生のアイアランド全ピアノ作品の録音がLyritaから出ていますので皆様も是非お聴き下さいませ。

心よりご冥福をお祈り致します。




写真は英国タイムズ紙のObituaryです。



Alan+Rowlands1.jpg

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私のホームページの

 
About John Ireland のページを急いで書きました!

私が研究しています英国作曲家、ジョン・アイアランドについての簡単な紹介です。

ページはこちらです:

http://drmarikoono.web.fc2.com/jireland.html



さて、もうすぐクリスマス。

写真はみなとみらいのツリーです。

皆様も素敵なクリスマスをお過ごしくださいませ。



minato.jpg



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1周年記念

ブログを開設してから早1年が経ちました。
皆様のサポートのおかげです。
どうも有り難うございます!


博士論文を書き終えて以来、
しばらく音楽に関する研究や書物に対しての
拒否反応がおきていましたが(笑)、
頑張って調べた事、自らの知識を形にして
皆様に紹介する責務を感じるこの頃です。


近頃では私の研究したジョン アイアランドの作品が
英国王立音楽検定試験の課題曲になったり、
日本でもピティナで取りあげられたりしているようです。
アイアランドについての博士号を得た方は私も含めて世界で三人しかおらず、
その演奏についての研究を論文と録音にまとめたのは私一人です。


現在出産という大仕事をひかえていますが、
少しずつアイアランドの情報も提供していかなければならないですね。
さて、まずは私のホームページの About John Ireland のページを作成しなければ!
皆様にアイアランドについて少しでも興味を持って頂ければと思っております。


それでは、これからも宜しくお願い致します。



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To Autumn

英国のピアノ作品には春(Spring)に関連したタイトルがよく使われております。

アイアランドの作品にも春に関連した作品が多くみられ、その代表的な作品にはA.C.Swinburne の詩集のタイトルSongs of the Springtidesから直接引用した同じタイトルのピアノ作品があります。

Swinburne の詩集からも想像できますように、超自然的な世界が表現されているとても面白い作品です。

因みに、この作品の中間部が私のホームページのフロントページで視聴できます。

このタイトル「陽春の歌」について調べておりますと、実に多くの英国詩人、作家がこのフレーズが好きな事が解ります。

ジョン キーツの詩、To Autumnにもこのフレーズが登場していたので紹介致します。

季節と人の一生の成長段階を重ね合わせたこの有名な詩を皆様も楽しんで下さい。



To Autumn


Season of mists and mellow fruitfulness,
Close bosom-friend of the maturing sun;
Conspiring with him how to load and bless
With fruit the vines that round the thatch-eves run;
To bend with apples the moss'd cottage-trees,
And fill all fruit with ripeness to the core;
To swell the gourd, and plump the hazel shells
With a sweet kernel; to set budding more,
And still more, later flowers for the bees,
Until they think warm days will never cease,
For Summer has o'er-brimm'd their clammy cells.


Who hath not seen thee oft amid thy store?
Sometimes whoever seeks abroad may find
Thee sitting careless on a granary floor,
Thy hair soft-lifted by the winnowing wind;
Or on a half-reap'd furrow sound asleep,
Drows'd with the fume of poppies, while thy hook
Spares the next swath and all its twined flowers:
And sometimes like a gleaner thou dost keep
Steady thy laden head across a brook;
Or by a cyder-press, with patient look,
Thou watchest the last oozings hours by hours.


Where are the songs of Spring? Ay, where are they?
Think not of them, thou hast thy music too,--
While barred clouds bloom the soft-dying day,
And touch the stubble-plains with rosy hue;
Then in a wailful choir the small gnats mourn
Among the river sallows, borne aloft
Or sinking as the light wind lives or dies;
And full-grown lambs loud bleat from hilly bourn;
Hedge-crickets sing; and now with treble soft
The red-breast whistles from a garden-croft;
And gathering swallows twitter in the skies.




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